（写真：TTXVN）

これにより、ベトナム経済は過去2年間の新型コロナウイルス感染症の困難を乗り越え、経済を回復し、国際社会における地位向上が期待されるとされています。これらの評価は2022年初旬の社会経済開発の状況についての国会議員の見解とも一致するものです。

経済回復を目指し絶え間ない努力
ハノイで開催中の国会会議で、多くの国会議員は、新型コロナウイルスワクチンの効果的な実施により、ベトナムはワクチン接種率が世界で最も高い6か国の一つとなったとしています。3月以降、ベトナムで確認された新型コロナの新規感染者、重症患者、死亡者は急減しており、新型コロナが基本的に抑制されていることは企業と国民に安心感をもたらし、社会経済の回復と開発に寄与するとされています。北部タイビン省選出のファン・ドゥク・ヒエウ国会議員は次のように語りました。
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「輸出入、新規法人設立、観光、貿易などの分野を見ると、ベトナム経済は回復の道にあることが分かります。昨年の第三四半期、第四四半期と比べて、これらの分野は前向きに回復しています」
財政面は新型コロナにより依然として低調ですが、安定しています。中部高原地帯テイグエン地方ザーライ省選出のレ・ホアン・アイン国会議員は次のように語りました。
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「財政と通貨政策を臨機応変に実施し、政府はインフレを効果的に抑制しています」

経済回復の拠り所

ベトナム経済は前向きに回復していますが、今年の経済成長率6％～6.5％を達成することは容易ではありません。経済回復の拠り所は社会経済回復発展プログラムです。レ・バン・タイン副首相は次のように語りました。

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「政府は公共投資を強化するためあらゆる手を尽くし、同時に、3つの国家目標プログラムへの投資を行うほか、社会経済回復発展プログラムの支援対象となる案件のリストを早期に国会常務委員会に提出します」
2022年、ベトナムはマクロ経済の安定化、インフレの抑制を依然として第一の任務にしています。この政策の正当性は国際社会からも認められています。